初心者向けサイト運営ガイド|WordPress固定ページの基本と活用マニュアル

投稿ページ_サイト運営⑤

◆ はじめに

こんにちは、すーやんです。

前回「初心者向けサイト運営ガイド|最初に入れるべきプラグインの詳細設定手順」に引き続き、 今回は固定ページの基本的な特徴や作成手順を解説し、代表的な固定ページの例として下記の作成ポイントを紹介します。

  • プロフィール
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項

WordPressの「固定ページ」は、ブログ記事とは異なり、更新頻度が低く、時系列に左右されない独立した情報を掲載するのに最適です。

また、作成した固定ページをサイトのメニューに追加する方法も丁寧に説明していますので、初心者の方も安心して設定を進められます。
固定ページの活用で、サイト運営の幅が広がり、読者にとって見やすく便利なサイト作りが実現できます。ぜひ参考にしてください。

◆ 固定ページ

固定ページとは、ブログ記事とは異なり、時系列に関係なく独立した情報を提供するページです。
プロフィールやお問い合わせ、プライバシーポリシーなどに使われます。

固定ページ作成手順

  1. WordPressダッシュボードにログイン
  2. 「固定ページ」→「新規追加」を押下する
  3. タイトルと内容を入力
  4. 必要に応じてパーマリンクを設定
  5. 「公開」を押下するしてページを公開

◆ プロフィール

プロフィールの目的は、サイト運営者の紹介やサイトの目的を伝え、少しでも信頼性を高めること、読者との距離を縮めることです。
そのため、今回作成するプロフィールには、職業や専門分野、家族構成、ブログの内容、家庭内での心掛け、SNS情報などを 詳しく記載いたします。

  • タイトル:「プロフィール」や「運営者情報」
  • 内容:自己紹介、サイトを始めたきっかけ、読者へのメッセージなど
  • ポイント:顔写真やSNSリンクを追加すると親しみやすくなります

プロフィールページ作成手順

  1. 「固定ページ」→「新規追加」
  2. タイトルに「プロフィール」などを入力
  3. 本文に自己紹介や運営目的を記載
  4. 「公開」を押下する

◆ サイトマップ

サイトマップは、サイト内のページ構成やリンクを一覧で示すことで、訪問者が目的の情報に素早くアクセスできるようにし、利便性を高めるためのページです。
また、検索エンジンに対してサイト構造を明確に伝える役割もあり、SEO対策としても重要な役割を果たします。

  • タイトル:「サイトマップ」
  • 内容欄:サイトマップを表示するショートコードを入力(プラグイン使用)
  • ポイント:自動更新されるタイプを使うと管理が楽

サイトマップページ作成手順

  1. 「固定ページ」→「新規追加」
  2. タイトルに「サイトマップ」を設定
  3. サイトマッププラグインのショートコードを記載
  4. 「公開」を押下する

◆ お問い合わせ

お問い合わせページは、読者や企業からの質問・感想・依頼などの連絡を受け取るための窓口です。
信頼性の向上に加え、仕事の依頼やコラボなどビジネスチャンスにつながる可能性もあり、ブログ運営において重要な役割を果たします。
今回作成するお問い合わせページでは、プラグイン「Contact Form 7」を使用いたします。

  • タイトル:「お問い合わせ」
  • 内容欄:お問い合わせフォームを設置(プラグイン使用)
  • ポイント:スパム対策にreCAPTCHAを導入すると安心

Contact Form 7のフォーム作成手順

  1. 左メニュー「お問い合わせ」を押下し、コンタクトフォームを押下する。
    通常は、新規追加してフォームを作成するが、初回はすでに存在するため、流用する。
  2. フォームタグのフォームに下記を貼り付ける。
  3. <label> お名前(必須) [text* your-name] </label> <label> メールアドレス(必須) [email* your-email] </label> <label> お問い合わせ内容(必須) [textarea* your-message] </label> [submit “送信”]
  4. メールタグの送信先を自信のメールアドレスへ変更する。
  5. 保存を押下する。

お問い合わせページ作成手順

  1. 「固定ページ」→「新規追加」
  2. タイトルを「お問い合わせ」に設定
  3. コンタクトフォームのショートコードを本文に貼り付ける
  4. 「公開」を押下する

◆ 免責事項

免責事項ページは、ブログやサイトに掲載されている情報の正確性や安全性について保証しない旨を明記し、万一のトラブルや損害に対して運営者が責任を負わないことを伝えるためのページです。
特に、第三者リンクの利用や情報の活用によって生じた損害・損失に関する責任回避を示す役割があります。

  • タイトル:「免責事項」
  • 内容:情報の正確性、リンク先責任、損害賠償の免責など
  • ポイント:明確な表現を心がけ、定期的に見直す

免責事項ページ作成手順

  1. 「固定ページ」→「新規追加」
  2. タイトルを「免責事項」に設定
  3. 内容を記述し、「公開」

◆ プライバシーポリシー

プライバシーポリシーは、訪問者から取得する個人情報(氏名・メールアドレス・IPアドレスなど)の収集目的や利用方法、第三者提供の有無、管理体制などを明確にし、利用者に安心感を与えるとともに、運営者の信頼性を高めるための重要な方針を示すページです。

  • タイトル:「プライバシーポリシー」
  • 内容:収集目的、利用範囲、管理方法など
  • ポイント:テンプレートを参考に自サイトに合う内容にカスタマイズ

プライバシーポリシーページ作成手順

  1. 「固定ページ」→「新規追加」
  2. タイトルを「プライバシーポリシー」に設定
  3. テンプレートを参考に内容を作成
  4. 「公開」を押下する

固定ページのナビゲーションは、各固定ページを公開した順に追加されていくため、想定とは異なった順番になることがあります。
そのため、順番変更を行いたい場合、固定ページ作成後にナビゲーション変更を行う必要があります。

固定ページのナビゲーション変更手順

  1. 「外観」→「エディター」を押下する
  2. ナビゲーションを押下する
  3. 任意の順番に変更する

◆ チェックリスト:今回やったこと


ここまでの手順を順番に進めていくことで、必要な固定ページの作成が完了いたします。
下記のチェックリストで、各項目を確認しながら作業漏れがないかチェックしてみましょう

  • 固定ページの基本を理解した
  • プロフィールページを作成した
  • お問い合わせページを作成した
  • プライバシーポリシーを設定した
  • 免責事項ページを作成した
  • サイトマップを表示した
  • メニューに固定ページを追加した

以上の内容がすべて完了していれば、WordPressサイトの信頼性やユーザー体験が大きく向上します。
まだの項目があれば、ぜひ一つずつ取り組んでみてください。

◆ 次回予告

次回は、WordPressの「カテゴリーとタグ」や「ヘッダーやフッターの詳細設定」など、細かい設定などを紹介します。


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